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開港記念行事

顕彰者一覧(探検)

島谷市左衛門

しまや いちざえもん(生年不詳~1690)

島谷市左衛門は、泉州堺(大阪府堺市)に生まれ、後に長崎に移住、末次船の船頭を務めた。延宝3年(1675)小笠原探検の幕命を受け、長崎代官末次平蔵茂朝の建造した船(唐船型)に40名の船員とともに船頭として乗り込み、日本人として初めて小笠原の島々を探検、詳細な調査を行った。約1ヶ月にわたる調査の後、幕府に探検の顛末を報告、4代将軍家綱に島の珍しい産物を献上した。墓は禅林寺(寺町)の島谷家墓地にある。