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開港記念行事

顕彰者一覧(慈善)

園山善爾

そのやま ぜんじ(1614~94)

園山善爾(名信庸)は、和泉国横山郷和田村(和泉市)に生まれる。17歳の時から長崎で中国貿易に従事、財を成した。慶安4年(1651)以降、長崎に住宅を構えた。天和元年(1681)の飢饉では施粥を行い、多数の難民を救済したほか、貞享4年(1687)には唐版大蔵経と経蔵(2間四方)、信庸庵を光永寺(桶屋町)に寄進、さらに元禄3年(1690)には八幡町・伊勢町間に第一橋(阿弥陀橋)を自費で架けている。光永寺(桶屋町)には善爾の石像、その事績を刻んだ石碑が残されている。