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開港記念行事

顕彰者一覧(中国語)

鄭幹輔

てい かんすけ(1811~60)

鄭幹輔(名昌延、号敏斎)は、唐通事鄭官十郎の子として生まれる。鄭家(始祖宗明)は、2代茂左衞門の時に稽古通事となり、以来、9代にわたって唐通事を勤めたが、家格は低かった。幹輔は、同家8代で、稽古通事から小通事助に進んだが、その後、江戸の昌平校(東京都文京区)に4年間出向、さらには中国語学習の世話掛などを勤めた。その功で同家では初めて大通事に任じられ、唐通事界に重きをなした。墓は崇福寺(鍜冶屋町)の鄭家墓地にある。