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開港記念行事

顕彰者一覧(活版術)

本木昌造

もとき しょうぞう(1824~75)

本木昌造は、阿蘭陀通詞本木家を相続、同通詞を勤めた。万延元年(1860)長崎製鉄所の御用掛(後に頭取)になり、明治元年(1868)わが国最初の鉄橋(くろがね)(ばし)を架設した。同2年(1869)本興善町(興善町)に活版伝習所を開設、活版印刷の研究を行い、ついに日本語による活版印刷に成功した。同3年(1870)新町(興善町)に私塾と活版所を開設するなど、今日の印刷文化の基礎を確立した。墓は大光寺(鍜冶屋町)の本木家墓地にある(市指定史跡)。